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2006年9月17日 (日曜日)

与 勇輝 展

Cimg2124  現在、名古屋・マツザカヤで開催されている「与 勇輝展」に行って来た。

様々なメディアでも取り上げられているので、作品を見れば、「ああ、見たことある」・・・と、思う方もあると思う。

非常に存在感のある人形たちを数多く発表している。ファンになって、もう10年以上経つか・・・・

戦前の、明治・大正期であろう日本人の原風景とも呼べる生活感のある「情景」を、肌の質感も含め、古布で表現されている。

作品群を直に見ると、その存在感に心を奪われる。人体のデッサンの完璧さももちろんだが、例えば上の画像の作品にしても、水が入っているであろう桶をぶら下げる腕と、バランスを取る様に傾く頭、脇を開く左腕と指先の表情、左足を踏ん張り、反る事で重心を保とうとする身体、若干下唇を噛締めるそのあどけない表情、足の小指の曲がり具合、着物の着せ方、配置、しわのより方、結った髪の質感、どれを取っても、全く不自然な違和感が見当たらず、引きで見ると、其処に少女が存在している様な錯覚さえ覚える。

今年初頭、パリ・バカラ美術展で初めて発表された「小津安二郎」へ、敬意を込めた作品群を見ると、「表現」と、誰しもが心に持つ「原風景」との関わりを改めた考えさせられる。

また、携帯を持つ少女をモチーフとした作品や、妖精を題材とした物など、世界観も様々である。

観覧する客層の年齢が高いのは仕方のないことなのかも知れないが、「芸術鑑賞」感覚だけではなく、若い世代にも是非とも見て欲しい。

特に、近年のフィギュアブームでガレージキットやドールに興味のある方、造形を志す方など、この切り口は、実際肉眼で見ると、ある意味衝撃的である。

写真の印象と実物の存在感はハッキリ言って全然違う!

http://www.matsuzakaya.co.jp/museum/ataeyuki/index.html

見て、損をする事はありえない。・・・・いつになく・あつくなってしまった・・・・・

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