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2007年4月12日 (木曜日)

孤影再び 第13回

Cimg3322 バニラは五つの薔薇のメンバーに自分とキリコの関係を全て語った。

「キリコとのことはお任せいただきたい。このバニラ・バトラーが皆様から賜りましたロサの称号に懸けて処理致します」

ロサ・ガリガは慎重に分析を進めた。

黒い稲妻旅団の狙いは『ゴ・ラ・ムランの誓い』を骨抜きにすること。アレギウムの加護を受けるグルフェーの権益に目を付けたグレン・パツラー中将が、グウルグゥールの閉鎖により律法院を消耗させ、その権益を手に入れること。だが、

『アレギウムの赫い霍乱』・『触れえざる者』・・・干渉すれば手痛い火傷を負う。アレギウムでさえ・・・だが何故いま、黒い稲妻旅団はキリコ引渡しを律法院に要求し、トルクル・フランガー大尉は戦いを挑むのか? そして、

「ところでロサ・バトラー、彼が、キリコ・キュービィーがこの街に来た目的を聞きましたか」

「はっ・・・・・!?」

バニラは虚を衝かれた思いだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「共に戦わねば後悔するぞ」

語るロッチナに、テイタニアは自問自答する。そして悟るのだ。

かつて「触れえざる者」として彼女の中で理想化されていたキリコは、現実とは違う存在だった。そしてただ一人の女性を求める意志に強烈に嫉妬した。父の裏切り、信仰の正体の露呈、そして補助脳を破壊され敗れた。

(私はキリコを愛している、と・・・・・)     そして立ち上がる。

ソルティーが暴走する。ギャッシルマンが組織していた黒い牡牛達がバニラのアッセンブルから奪取した「マネージ」と呼ばれるデザートクルーザーでパレゲア統合本部に乗り込み先を取る気でいた。阻止すべくバニラとキリコがバギーを走らせる。                       

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コメント

テイタニアのかわいげのないかわいいとこが
もすっごくだいすきなので(笑)
彼女にはがんばってほしーなぁとおもうの(´ω`)

未だ見ぬキリコへの想いについても描かれていたけど
以前『夢の鍵について』を書いたころに
同様の内容の文章を書いてたのです
だから今回読んでびっくりうれしかったのでした♪

キリコの目的についての示唆もちょこっとあったけど
まだなにもわかんないゃ(・ω・)

あそだ
ボトムズ本つくります♪
こんげついっぱいはちょっぴりいそがしいので
らいげつからうごきます | |ω・)

投稿: とがにゃん | 2007年4月13日 (金曜日) 00時47分

>とがにゃんさん

まいど。

「私はネクスタントではない!」
あれ以来補助脳の装着を拒み続けていたという事実もまた、「宿命」を悟り、「運命」を変えようとする意志の表れなのでしょう。類人兵器としての機能維持には技術的問題からバックアップやメンテナンスは不可欠だし、キリコを追う為に教団に戻ったという事情も納得できる。全てを捨ててキリコと生きる為には、戦いの中で答えを探すしかない。
複雑な事情故の苦悩と、不器用な生き方が新たなドラマを生み出す事でしょう。とがにゃんさんの発言には、オイラは常に考えさせられるし、「ツボ」を押さえているナァ・・と。

キリコの意志については、フィアナに纏わる何らかの事情が隠されていると予想している。監督の中では最初に決められた重要事項。そしてこの連載のクライマックスまで露出しないと思う。(連載って何回まで続くのかな
あ??)

>ボトムズ本つくります♪

おお!!とうとう動くのですね!!
いつか何かを仕掛けてくると読んでいたので、思いっきり期待させていただきますよ!!
(・・と、何気にプレッシャーかけてみる)

投稿: 只野 | 2007年4月13日 (金曜日) 09時32分

良輔監督のなかにある物語の結末から
『孤影』という物語が紡がれてるとおもうので
タイトな連載になるきがするょ(´ω`)

この作品がアニメーションではなく活字連載なのは
きっと心理描写を深く掘り下げるためのものなんだよね
画っていうのはイメージだから
視聴者の受けとめかたも一様ではないけど
言葉ってある意味決定的でストレートに伝わりやすい

でも言葉にしなければならなかったのだという切なさはあります
だってそうさせたのはわたしたちファンかもしれない

とがにゃんもボトムズすきだからプレッシャーにも負けない
いい指圧師になれるようがんばるょ♪(笑)

只野さんの活躍も期待してるからねっ
HJの作例記事もすっごくたのしみにしてるよ♪
ヽ(´∀`)ノ oO(必殺☆プレッシャー返し!)

投稿: とがにゃん | 2007年4月13日 (金曜日) 17時40分

>とがにゃんさん

おおっ、早速良い指圧がァ~~(* ´∀`) ノシ

>でも言葉にしなければならなかったのだという切なさはあります
だってそうさせたのはわたしたちファンかもしれない


「人生を変えた本というのはよく聞くけれど、私にとってボトムズは、人生を変えたアニメーション」と、かつて云っていた某同人の女性から、スタッフや良輔監督に対する想いや憤りの言葉を聞いた時、物凄く考えさせられた。オイラも作品に対する愛があるし、同じファンとしても、何をどうしてあげる事も出来ない苦悩があった。

恐らく良輔監督のもとにも同様なファンの意見は届いているし、コラムでその苦悩を語っていたし・・・。

この連載で決着をつけるという言葉の意味も、よく解ります。

しかし長いよ。「続編」発表まで13年。待ちに待った。いつか動きがあると信じて待った。中途半端な落ちでは、もはや許されない所まで来てしまっています。
刮目していますよ!高橋良輔さま!!!。


はにゃ??・・脱線してる??

もとい。

とりあえず作例は、次は何時かは未定なので、気長に待ってね。

投稿: 只野 | 2007年4月13日 (金曜日) 19時46分

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