告知 ホビージャパン2011年4月号 ボトムズ特集
第2特集は、「ボトムズ新世紀宣言」と銘打たれ、「ボトムズフェスティバル」で劇場公開された新作映像から、オイラは「ボトムズファインダー」のアルトロ(マティオンタイプaⅡ型)・千葉君は「装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE」よりラピットドッグ(ドッグ・ザ・ダーク)を、それぞれフルスクラッチビルドっている。加えて秦秀幸氏は「スコープドッグ・バリエーション」というウェ―ブのキットの為に大河原さんが書き下ろしたデザインを再現している。
オイラとしてはほぼ1年ぶりの作例なのだが、実際に動き出したのは昨年2010年の9月頃だった。
例の、「諸問題」と揶揄されている版権に絡む問題の影響がようやく終息したと思われる時期だったのだ。
いちボトムズファンとして、何か出来る事は無いのか?などと、無い脳味噌で一生懸命考えた訳です。映像作品目白押しな大切な時期に、雑誌展開が沈静化してしまう事にとても心を痛めていた。
所詮は造型屋の端くれであるオイラが出来る事といえば、「造型」に想いを叩きこむ位の事しか出来ない。
各映像作品に対する想いは色々とあるのだが、感情に任せてブログに記すのも大人げないと考え、クールダウンと作品に集中する事を目的に、暫らく半封印状態にしてしまった。
「ボトムズ・ファインダー」を題材に選んだのは、まず、誰もやらないだろうから(爆
それから、新作映像3作品の中で、最もこれからを象徴する存在であったから。古参ファンだからこそ、これからを再検証する必要があると直感したから。作品自体も魅力的だったしね。
まあ、各映像作品に対する感想などは、また後日。
1:20スケールというのは編集部の指定だが、実際に流用出来るようなキットは皆無なのでフルスクラッチの極みである。ハッキリ云おう、過去最高の難易度である。
約400パーツとなったのだが、「オラザク選手権」でもデジタル造型を駆使する作品が台頭してきているこのご時世で、全くの手作業で粉まみれになりながら造型した。おかげで複製もままならないパーツが幾つかあってキット化なんて無理な状態です。実際問題、パーツ単位での切削を依頼しようか?という話もあったのだけれど、時間を逆算すると工程がコントロール出来ないし予算も無いので断念したという経緯を付け加えておく。
もうね、デザインかっこいいんだけれども、どうやって作るのか手探りでやってました。特に頭部と脚部、編集頑張って情報量をなんとか構成してくれているんだけれども、本人的に誌面では伝わらない感が本当に沢山あるのです。
で、今回1点だけ自撮り画像を貼りますが、後部襟を外すと、ハッチがフルオープンになりまして、コックピットケースが露出します。流石にフィギュアは全然間に合いませんでしたwwww
また暫らくしたら、こちらで補足しますが、まずは誌面でご確認下さいませ。
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コメント
>アルトロ
なんとなく予想はしていたものの、そのとおりだったとは・・・たまげたね。
立体化になっても足の鋼管をもじったような機構は接地面圧や強度に
を覚えますね。
HJは発売日に発注しているので2,3日タイムラグがあるんで、まだ未見なのですが楽しみにしています
しかし、映像も見てもいないのにコクピットの内部などという、あられもない姿を目撃しても良かったのだろうか・・・
>誰もやらないだろうから
たしかに、フルスクラッチになると模型誌の作例が主で、イベントなどに顔を出すか出さないかぐらいですね。
食指が動くとかもありますが・・・
MO-クラフトさんのシリーズにラインナップとして加わるのか、気になるなぁ追伸
ドウユウシャからニットーのダグラムキットの動きがあるみたいよっ!! 気をつけてっ!!
投稿: chaos | 2011年2月25日 (金曜日) 23時09分
>chaosさん
まいど。
>立体化になっても足の鋼管をもじったような機構は接地面圧や強度にを覚えますね。
実際に映像作品を見た上でないと議論が成立しないのだが、劇中の戦闘シーンで説得力のある描写がありますから、見ると印象変わると思いますがね。まぁ、それにしても、スネやかかとから直接接地する物体が生えているので、外装に強度を持たせてから2mmキャップで締め付ける構造にしています。その意味でもGK化は難しいですね。
重田さんは今回が初監督ですが、アルトロのデザインを決める際、どう演出するかという発想から出発していますので、完成した映像を見る限るは高橋監督と似た映像の作り方をしていると思える。無論、作風は個性的ですが、仕事の構成の仕方がとてもオイラ好みだったりします。
今回の作例では「アイテム」ベースな考えを、オイラ的には全くしていない。という事です。
>ドウユウシャからニットーのダグラムキットの動きがあるみたいよっ!! 気をつけてっ!!
HJ、後出しジャンケンで出遅れ感がありますな。ここはひとつ、特集記事を組んでもらおうじゃないかwww
投稿: 只野 | 2011年2月26日 (土曜日) 01時54分
このアルトロの画像を見た時は、思考回路がフリーズしてしまいました。
すごすぎる、、、、。
コックピット自撮り画像貼りってことは、HJでは未掲載?
ぱっと見、ダンバインを思い出させるコックピットは、一瞬、1/24を切り刻んでいけるかも?っと無謀な思いを描かせてくれる作品に見え、想像力がフル回転してしまいます。
とりあえず、HJ買ってきます。
ブルーレイビデオも予約してます。
投稿: BAHAMOUD | 2011年2月26日 (土曜日) 08時28分
>BAHAMOUDさん
まいど。
バンダイチャンネルでは、現在各作品の前半部分を無料配信中なので、まず、こちらで確認するもよし。
http://www.b-ch.com/ttl/index.php?ttl_c=125&mvc=3_21458_0_0
とにもかくにも、映像作品がオリジナルなので、とにかく見てみましょう。
>一瞬、1/24を切り刻んでいけるかも?
ATの記号は各所にあるものの、構成、形状は全くの別物ですからね。流用は無理でしたwwww
投稿: 只野 | 2011年2月26日 (土曜日) 10時41分
拝見しました。お疲れ様でした!
アルトロ、独特でいいですね。
遠い未来のスコープドッグ?
投稿: ウロタウコ | 2011年2月26日 (土曜日) 13時55分
>ウロタウコさん
まいど。
アルトロはミリタリーテイストを外して、この世界観ではありふれた機械として存在します。カラーリングもポップですしね。
「ボトムズ」という谷の底の民が旧世界のこの機械を発掘してリサイクルし、使用ている様です。
遠い未来のスコープドッグというよりは、むしろ過去の遺産の再利用品なので、かなり軽い素材で出来ているのではないか?という感じがします。
記事でも解説していますが、映像を見てはじめてその機能の意味が理解できるのではないかと感じます。
「装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE」のドッグ・ザ・ダークはスタイリッシュで黒いですが、色々な意味で対照的なダサカッコよさがアルトロにはある様な気がしました。
投稿: 只野 | 2011年2月26日 (土曜日) 16時19分
はじめまして。
こうしてみるとかっこいいですね。強そうだし。
劇中、どうにもつるつるしていて頼りない印象でしたけど・・・
期待はあんまりしてないですが
いつか、キットとして手にする日が来るといいですね。
ボトムズにも未来があると嬉しいな・・・
投稿: 竜太 | 2011年3月 4日 (金曜日) 04時22分
>竜太さん
はじめまして、コメントありがとうございます
。
今後も宜しくです、ハイ。
設定資料を子細に見ると、3次曲面が多いのですが、機構はある意味ワイルドだと感じます。
特に腕、足は、四肢全てが打ち出す為の「筒」になってます。「ボトムズ」を体現する格闘戦用の武器の塊とも解釈出来る構造になってます。
デザインの奇抜さにまずあっけにとられるのですが、実は各所に「ボトムズ」の韻を踏む要素があり、面白いですね。
形にしてみると、結構立体映えすると思えるのです。
キット化、是非してほしいですね。オイラも熱望しています。
投稿: 只野 | 2011年3月 4日 (金曜日) 20時54分