ボトムズパーフェクトモデルズ01発売
一昨日前(3/3)見本誌到着しまして、今日発売確実なのでお知らせ。
『ボトムズパーフェクトモデルズ01 装甲騎兵ボトムズ模型作品集 ~TVアニメーション『装甲騎兵ボトムズ』編~』
本日発売です。
今回、この別冊に向けて作り起こした作例を掲載して戴きました。
編集部より1:20スケールというご指定でしたので、バンダイ1:20スケールスコープドッグ バーコフ分隊仕様をベースキットとし、外装の9割はプラ板・エポパテで構成。
アドラーズネスト社製各種パーツを組み込み、前照灯もオプティカル・アイで発光ギミック化。
でも塗るとよくわかんないんで、・・・・
いやね、白くする事を目的としている訳ではないので白いからイイと言う訳ではないんですが、当初はキット使わずにやろうとしてまして(いやマジで。)図面化してハッチと頭部作ってキットに被せてみたらいけそうだったので、結果流用する方向性になった・・・と。
今回の記事では、文章量の関係で一部割愛されている部分がありますので、補足的に下記にその部分を掲載しておきますね。
■胴体の構成
まず手始めにハッチ正面、肩アーマー、大腿部、フクラハギ、下駄両脇の三角、前腕排きょう部のバキュームフォーム原型を制作し、2mmプラ板で成型します。正面ハッチの開口はこの時点ではまだ考えず、スコープドッグのコックピットとの相違点を見定めて切り刻み、アウトラインがストライクになる様に外装を貼りこんでいきます。箱として基本形状が出来てから搭乗ハッチをスジ彫りの要領で切り離し、可動部調整や擦り合わせを行い、頭部もプラ、レジンブロック等で新造、スコープドッグの首基部を活用し、新造ドーム内にピンを作って可動再現します。バイサーを新造ドームに合わせて形状変更、トップをエポパテでかさ上げ、顎を削り、「耳」の可動部を新造して可動調整、カメラを転用して基部をキャストブロックで構成していきます。
詳しい内容は、本誌で是非ともご確認下さい。
毎度無茶ぶり作例が多いせいか、自らの持ち込み企画(アルトロとか)でも自虐的に自らを追い込む癖が付いてしまったのか、尚且つ手が遅いので年に数個しか作っていない状況が続いていますが、地道に頑張っているので引き続き宜しくお願いします。
も、掲載せれているので、其方も宜しく。
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コメント
ストライクの膝ステップの縞鋼板は見逃がせません。
真っ白のボディーはあせりましたが、大きさ的にはタカラのDMZくらいでしょうか?
足の甲の装甲接続方法は、先にやられたって感じで降着とデザインの両立が素敵。
すばらしいです。
っで、電装はどこが光るのか、ちょっと気になっています。
私の作った24海亀は、只野さんの20陸亀ボディーかさ上げだけと思っていたら、24陸亀ヘッドひさしも真似た状態になっていた事を発見。
投稿: BAHAMOUD | 2012年3月 5日 (月曜日) 21時52分
>BAHAMOUDさん
まいど。
縞鋼板は、エポパテを平たく伸ばし、精密ドライバーの柄を転がしてディテールをスタンピング。硬化後素材として使っている訳です。
>大きさ的にはタカラのDMZくらいでしょうか?
いやいや、あれもっと大きいですから。バンタコとの比較も記事中にありますので。
>足の甲の装甲接続方法は、先にやられたって感じで
これこそDMZ方式ですね。だけれど、装甲側のアームに強度持たせるのに四苦八苦しましたねぇ~
>っで、電装はどこが光るのか、ちょっと気になっています。
記事では解りにくかったですね。
上の画像をクリックしてもう一度確認してみよう
前照灯が発光しているよ。
>亀
いや、ボトムズ野郎だから気になるツボが多分一緒なのだと思いますよ。
投稿: 只野 | 2012年3月 6日 (火曜日) 01時23分
お疲れ様です。
ムックみました~
切った伸ばした等の工作ではなく部位ごとにアップサイジングでM級からH級へと移行した設計思想が垣間見えるようでした
デザインの問題上いじることが出来なかったと思われる腹部の両脇にあるライトですが、ライトガードや古い丸目の車なんかのレンズとか使用するとぐっと引き締まりそうですね。
外装ですが透明オレンジを使った効果が紙面ではよくわからず、実物を見たほうがわかるのでしょうか?
おいらはフィニッシャーズカラーのスーパーファインコバルトを使いましたが(例のCDの中のやつ)これがなかなかに色味がそろわない・・・
「青」の難しさを知ったさ・・・
これでラビドリーの道が出来てしまいましたか
とりあえず形状の参考にHJから出てたラビドリーを前哨戦代わりに~
ひとまず鍋で炊いてみれば、ん~良い青いダシが出ますね~
ほかの作例として
幻影編ベルゼルガのスワンピークラッグのギミックがなにやらめんどくさい構造になってましたね。
そしてエッジ部分をガリガリ削って溶接跡とする、あの作例は・・・・・
理
生理的に~ 無
バンダイのボトムズシリーズ再開するのかどうかは置いておいて、1年に一度ぐらいはノーマルタコもしくはバーコフタコを流通させて欲しいなぁとおもうた
ザックを跳ね上げ式にまとめるのであれば、こっそりメルキアカラー・パラシュートザックで出してくれないものかと思っていますが・・・
色を変えるだけで購入者が飛びつきそうなものなのに、もうカラバリ商法は飽きたのかな
追伸
KEEP THE FAITH
投稿: chaos | 2012年3月 6日 (火曜日) 20時13分
>chaosさん
まいど。
>部位ごとにアップサイジングでM級からH級へと移行した設計思想
延ばす加工もやってはいますが、外装が出揃ってからフレームを合わす方向性ですね。設定の全高から割り出していますので形状優先してます。
そういう意味では、例えば「1:20タコ」→「「1:24ストライク」という方向性はオイラの中では完全否定ですね。
>ライトガードや古い丸目の車なんかのレンズとか使用するとぐっと引き締まりそうですね。
解りにくいんですが、実はライトのレンズ、バイクモデルから流用してるんですね
>外装ですが透明オレンジを使った効果が紙面ではよくわからず、
どぎついグラデが好みではないので、かなり控えめになってしまいましたが、実物だと微妙に変化しています。
蒼の表現は確かに難しい。で、今回チッピングや汚しを控えめにしたのは、TVシリーズでイプシロンが何度ストライクをお釈迦にしているのかを確認すると、少なくとも2機は逝っている。つまりは、本部からクメンに送られた物も含め、少なくとも3機は存在していたのではないかと思うのです。整備等バックアップも完璧に行われていたとして、都度新たな機体で出撃していたと考えるのが妥当だと考えられます。遵ってダメージは最小限度に留めた・・という訳です。
>エッジ部分をガリガリ削って溶接跡とする、あの作例は・・・・・
生理的に~ 無理
「21C」という思想が提示され、胴体=コックピットブロックがハッチを閉めた時初めて強度が確保されるという事実が浮き彫りになった訳です。
つまりは、フレーム剛性はハッチ開閉の精度とも相まって発揮される。考証上アーク溶接で板材を突き合わせて溶接しっぱなしなどという状況はあり得ない。
何故なら、熱による歪み補正も職人の手に頼る訳ですから、そんな非効率な生産する訳ない。
考えられるとすれば、追加装甲を戦地で応急的に加えた様な場合に溶接はあるかもしれません。武装基部を加えるとか。
模型表現としてAFVの表現手法を取り入れるのは良いのですが、あのままでは「粗暴」感を拭いきれませんね。残念な感じです。
>1年に一度ぐらいはノーマルタコもしくはバーコフタコを流通させて欲しいなぁとおもうた
こんな発想はホビー事業部には無いのかもしれませんが、「細く長く続けてカテゴリーを定着させる」事をやってほしいと前から言い続けているのですけれどね。
投稿: 只野 | 2012年3月 7日 (水曜日) 01時24分
買いましたよ。
早速じっくり見てます。
20サイズは改造のほうが良いような気がしますね。
ワンフェス用に20亀造りましたが重量が半端でないので反省点としてその対策が必要だと思いましたので。
ワンオフでプラメインというのは軽量に作れるのがメリットですね。
投稿: K-WORKS | 2012年3月 9日 (金曜日) 11時44分
>K-WORKSさん
まいど。
精力的にキットをリリースされていますよね。プレトリオ欲しい
>ワンオフでプラメインというのは軽量に作れるのがメリットですね。
GK化を考えると重量やヒケ、関節強度の問題とか、パーツ単位での抜きの問題、コストとか色々考えるべき問題がありますよね。
ただね、そういう制約はとりあえず横に置いておき、いや、逆手に取る位の勢いで「作品単位」でやりたい事をやればいいと思うんです。
ワンオフだとそういう割り切りが確かにし易いし、作り込みにも集中できますが、GKをフィギュアも含めて俯瞰で見ると、「どうやって抜いてるの」と、思ってしまう様な表現的なイイ作品っていっぱいある。
模型業界って、こと技術論に傾向してしまいがちですけれど、作りたい物への欲求とかイメージがしっかりあれば、後は自然と必要要素を取り込められると思うんですね。表現悪いかもしれないけれど、「馬鹿」を貫いた奴は強い・・といいますか・・。
オイラ自身「馬鹿」具合がまだまだ足りないのですが、力の入れ方、抜き方両方出来る様な「馬鹿」になりたいと思っています。なんか訳解らん??
投稿: 只野 | 2012年3月 9日 (金曜日) 12時41分
ストライクキタ〜!
真っ白な途中画像に燃えまくってしまいましたw
実物・・見たいです。すごい迫力ですよね。
とりあえず本誌を未見ですので早速アマに注文しまーす!
投稿: ハタ | 2012年3月10日 (土曜日) 02時41分
>ハタさん
まいど。
某黒い方もブラッドサッカー原型制作されていますしね、ハタさんのストライクのラインで。(驚!凄!
ウェーブさんのストライク原型師様にキタ~!と言われると、何やらこっ恥ずかしいと申しますか、見られて恥ずかしいと申しますか、
拙作は、もし可能であれば、SHSに持っていこうと思っています。
投稿: 只野 | 2012年3月10日 (土曜日) 19時11分