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2013年9月21日 (土曜日)

告知・ダブルアールメカニクス

9月23日発売のRRメカニクス no.3である。

実はこの度、この季刊誌のモデリングアドバイザーに小松原博之氏が登板し、(黒いメモ帳参照)この3号では只野も急遽モデラーとして参戦する運びとなり、表紙のVF-1S作例を担当させていただいた。

件の季刊誌が1,2号発刊時に物議を醸しだしていた事は周囲からは聞かされてはいたが、まさか当方が関わる事になろうとは夢にも思っていなかった。何があって何が起こっているのかは、いちモデラーである只野が語るべきことではないので此処では敢えて言及を避けたい。

お誘いがあった当初は大変迷いましたが、モデラー、デザインワークス、スタジオ等を一新する方向で動くことや、小松原氏が自ブログでも発言されている様に「少しでも業界の維持・発展に貢献できればという個人的な思いもあり」といった共通認識で挑む事を鑑み、微力ながら協力する事を決めました。

現状、「まな板の上の鯉」「あえて火中の栗を拾う」といったかなりドライな心境である。

今回の作例に当たり、アドバイザーからは「完全変形を活かす」「スケールモデル的思考で挑む」といった2つの提案があり、それに準じた作例を只野なりに挑戦した。我ながら拙作であると思うのだが、事情はどうであれお客様にとっては誌面に出ているものがすべてであるので、忌憚ないご意見を伺い、今後の糧としたいと考えている。

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ただ一つ残念なのが、左ナックルを、ガンポッドをガッチリホールドする様に改造した意図が撮影ポーズに反映されなかった点でしょうか。こういった事も今後の課題と受け止めて次に活かそうと思います。

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機体各所にリベット打ちしたり筋彫りを直したり機体仕様の差異を確認、変更したりといった実に基本的で地味な作業の積み重ねでした。

詳しくは誌面でご確認下さいませ。

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コメント

ぬおお、買います。パイロット、手が入ってるのでしょうか。いい感じですね。

投稿: ウロタウコ | 2013年9月22日 (日曜日) 07時48分

>ウロタウコさん

まいど。

パイロットは劇場版⇒TV版の一条君に改造。
操縦桿も右コンソール⇒センターなのでパイロットの腕のポジションも変えています。ロイフォッカースペシャルが発売されたら、そんな改造もしなくて済む訳ですが、先月納品しましたので苦労しています。

投稿: 只野 | 2013年9月22日 (日曜日) 09時54分

RR見ました!あのバルキリーを可変モデルでここまで仕上げた只野さんに脱帽。。筋彫りとかまんべんなく手が入ってる感じですね。僕も今月MGでガウォークやりましたけど、固定モデルすらお腹一杯ですw

投稿: ハタ | 2013年9月25日 (水曜日) 01時41分

>ハタさん

まいど。

いやいやいや、オイラも今日MG、ハタさんのガウォーク拝見しましたが、此方がビックリしています。密度感、コンセプト、清潔感、やられた~
フラップまで展開させてもう、白旗です。

と、云う事は、同じような時期に同じキットと格闘していたという事になりますか、奇遇です。イイキットなんですが気を配るべき所が多くて大変だったでしょう?

今年はマクロスも30周年と云う事でオイラもマクロスばかり作っている気がします。

投稿: 只野 | 2013年9月26日 (木曜日) 00時33分

ガウォークへのコメントありがとうございます!僕の場合はポーズ固定だったので工作できた部分が多く、要変形だったらエアブレーキやフラップ展開とかできませんでした(^_^;)キットについては只野さんが仰る通りイイキットなんだけど、配慮する部分が多いですよね。ほぼ挟み込みですし、塗装派モデラーには手強い仕様だと思います。ただ、その辺も固定モデルだったので助かりました。
今年はマクロス・ボトムズともに30周年なので、そのどちらにもモデラーとして関われたのは嬉しいのですが、もうちょっとお祭り感が欲しいですよね(^_^;)

投稿: ハタ | 2013年9月27日 (金曜日) 03時18分

>ハタさん

まいど。

>塗装派モデラーには手強い仕様だと思います。

「塗膜を配慮」とか「クリアランス確保」とか書くのは簡単なんですけれど、いやいやPGとかもっとタイトですからねぇ~バンダイ製品がどんどん細密になってどんだけ可動箇所あるねん・・と。
その上「完全変形を活かす」「スケールモデル的思考で挑む」って正気かとそこはプロですから、
諸条件をちまちまクリアしつつ若干の個性を込めつつ、

そこをエンターテイメントにするのが我々の使命。
「エンターテイメント」性でいえばハタさんの作例はお見事

そう云いつつ、80’sにあった「揺らぎ」を楽しみたい欲求も増しているんですけれどね。

>もうちょっとお祭り感が欲しいですよね(^_^;)

1/35とか、MAXダグとかメーカーさんも頑張ってますし楽しみもあるのですが、各誌企画に自由度がもう少しあったらな・・とは思いますネ。
オイラもラビドリー作例とか派手に行きたいのに

投稿: 只野 | 2013年9月27日 (金曜日) 20時17分

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