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2013年12月20日 (金曜日)

告知・ダブルアール・メカニクスvol.4本日発売

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本日、12月20日(金)発売のダブルアール・メカニクスno.4である。

前号に引き続き、今回も巻頭及び表紙のモデルを担当させていただいている。

今号の巻頭特集は「塗装で魅せる!」

スコープドッグ21Cを題材に、「スケールエフェクト」を考慮した彩色を各モデラーが行なっているのだが、今回只野が担当したのは「バンダイ1:20スケール・スコープドッグ」を、21Cフォーマットを参考に改造した「スコープドッグ21K」タイプである。

各所考証やそれに伴う改造は勿論の事、ガイアノーツから発売されたボトムズカラーシルーズを駆使してのスケール感を意識した塗装表現を行っている。

その詳しい内容は誌面にてご確認いただきたい。

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上の画像は、今回インターンシップ制度を介してご協力頂いた名古屋芸術大学アートクリエイターコースの学生4名による造形箇所である。

その節にお世話になった学生諸氏にはこの場を借りてご報告申し上げると同時に、深く感謝する。目出度く特集記事もお披露目ということで、その成果をここに提示する。

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題材的には相変わらずのボトムズ馬鹿っぷり炸裂なのだが、記事も含めた「機体の考証」的方向性も熟慮の上行ったつもりなので、ボトムズ野郎どもは必ずチェックすべし。

キャラクターモデルファンである読者の皆様にも十分楽しんで頂ける特集となっていますし、「マックス渡辺×小松原博之」両氏の特別対談では「リアル」に取り組む考え方を再確認できる有意義なものとなっております。

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2013年10月 3日 (木曜日)

告知・名古屋モノづくりフェスタ2

Blog

名古屋モノづくりフェスタ2開催と、作品展示のお知らせ。

あにさんからお誘いを受け、下記概要にあります「プロモデラー作品展示」枠で参加致します。拙作ばかりですが、日頃あまり展示会などに出していない事もあり、皆様の目に触れる貴重な機会でもありますので、お近くの方はお誘い合わせの上、是非ともご来場下さいませ。

日時

平成25年10月15日(火)~10月20日(日)

会場

名古屋市東区

セントラル画材 4Fアートギャラリー

料金

無料(19,20日のみ入場料500円)

ゲスト

山田卓司氏、金子辰也氏、

鈴木邦宏氏(㈲ファインモールド社長)他

内容

コンテスト

プロモデラー作品展示

地元模型サークル紹介

プロモデラーによる実演

事務局

名古屋モノづくりフェスタ実行委員会
                  〒458-0847名古屋市緑区浦里1-41
                  TEL:  052-891-1221
                  FAX: 052-891-1223

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2013年3月26日 (火曜日)

装甲騎兵ボトムズ30周年イベントの事。

そろそろ情報が解禁されてきたので、ここでお知らせ。

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装甲騎兵ボトムズ30周年記念Wイベント告知ページ=コトブキヤ

まずは4月2日から7日までコトブキヤ アキバスペースで行われるウェーブ・モデラーズミーティングにおいて販売される会場限定商品、「アップデート・ボディパーツセット」「ヘヴィマシンガン・アップデートパーツセット」「アップデート・ハンドパーツセット」「ショルダーミサイルガンポッド」の計4アイテムのデコレーションマスターを担当させて戴きました。

また、最近公開されたグラントリードッグ初回限定仕様のデコマスも担当致しました。

Rimg1673 電撃ホビーマガジン2013年5月号にも掲載されていますので、此方も宜しくです。

続いて、4月9日~14日、同コトブキヤ アキバスペースにおいて、「ボトムズパーフェクトモデルズ02発売記念イベント」が月刊ホビージャパン主催で行われます。

只野の作例としては「ブラッドサッカー」「ストライクドッグ」「アルトロ」「スタンディングトータス2点」の展示がありますのでお近くにお立ち寄りの際は是非ご覧下さいませ。

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2012年5月21日 (月曜日)

太陽のリング

ここ名古屋では、932年ぶりとなる金環日食を観測した。

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※画像は電気溶接用のガラスフィルターを介して撮影したので緑がかっています。

ドリカムの「時間旅行」って20年前の曲なんだ・・・(遠い目)

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2012年5月17日 (木曜日)

1:24バーグラリードッグ(孤影・小説版)最終回

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キリコの機体が演技の終わったマリオネットが見えない糸に吊り上げられたかのように唐突にゆらりと棒立ちになったのだ。

-時間だ-

コックピット・ハッチが跳ね上げられた。

「キリコ、何をする!?」  

ゴーグルを下げたキリコの視線が北の空を仰ぐ。


(装甲騎兵ボトムズ 孤影再び・小説より抜粋)

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このシーンを再現したくて制作してきたので、作品としてはハッチを跳ね上げた状態が正しいのだが、今回、アドラーズネストさんのプロモーションというもう一つの目的があるので、SHSではハッチを閉めた状態での展示となる。

Rimg0046 基本キットに付属しているパイロット・フィギュアの改造なのだが、嘗てホビージャパンが付録第一弾として付けた「1:24キリコ・キュービー」のPVC製の頭部を活用してバイザーを付加、グリップを造型し、「流星」を見上げる演技をさせた。

Rimg0080_4 シートは着脱出来る様に本体下部からビス留め出来るようにした。

だだ、各所改造した影響で、ハッチが完全に閉まらない結果となった。(誤差のレベルではあるが)

Rimg0082 このシーンの直後、テイタニアのオーデル・バックラーが割って入り、異能の力が利他的に働くのだ。劇場版ではそこを根底から上手く変え、テイタニアを弔っている。

Rimg0101 短期間ではあったが、制作記にお付き合いいただきありがとうございました。今回、大人の事情で静岡ホビーショーには行けないのだが、会場フリーマーケット・アドラーズネストさんのブースで展示予定なので、出向かれる方は是非とも直にご確認いただきたい。

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2012年5月16日 (水曜日)

1:24バーグラリードッグ(孤影・小説版)④

今回は塗装の事。

Rimg0072 何やら変な色になってて汚い状態ですね。

何故こんな色になってるのでしょう?

理由を整理して説明しますね。

今回の作例は黒い稲妻旅団の残党200機×キリコのバーグラリードッグ1機というあり得ない不毛な戦いのクライマックスを想定していますがら、ダメージが可動状態キリギリで、何とか動いている状態を目指します。

まずリューターやナイフで弾痕や傷を本体各所に施し、サフ→クレオスGX系調合の塗膜の強いグレー→エッジ等を残しつつ白→紫やオレンジなど、蛍光色も若干入れてランダムに置く感じで吹く→ムラを意図的に作りつつ基本色を塗装。(ここまではすべてラッカー系塗料)

Rimg0076 要するに基本色を上に乗せた時に「にじみ」「泣き」を期待するのです。(これHJでMAXさんが書いていた表現ですが)

基本塗装が終わったら組み立て、まずスチールウールでカシガシ擦り、ダメージが大きい所はグレーが見えるまで部分的に強く磨いたり、カッターでカリカリしたり、精密ドライバーでペシペシ叩いたりします。たまに下地成型色まで露出したりしますが、気にせず剥がしますランダムに。スチールウールの磨きは各所満遍なく行うと、後のウォッシングやパステルによる汚しの食いつき、風合いが良くなります。勿論程度はその都度感覚で決めるんですけれどね。

その後、希釈したエナメルでスミイレ、ウォッシング、パステル等を擦りつけ、グレー、シルバー等でリタッチとチッピング表現を同時に行い、アクリル溶剤で希釈したアクリルガッシュ(黄土、等)を脚部を中心として砂吹きします。

Rimg0103 画像ではなかなか伝わらないのですが、実物見ると微妙な色合いになっていると思います(←殆ど自己満足な程度なんですけれどね)。

つづく

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2012年5月15日 (火曜日)

1:24バーグラリードッグ(孤影・小説版)③

引き続き制作記です。

Rimg0043 本体組み立ての目処が立った段階でディスプレイベースの制作を行った。

市販のベースに、砂漠をイメージした高低差のある地表を作るべく、まず枠内四方を3mmのホウの木の板材で囲い、その中にピッタリ合う様にスタイロフォームを切り出しておきます。次に一旦それらを取り出して、スタイロをナイフで削って地表の高低の抑揚を作っていきます。出来たら、枠内に全てを納め、ホウの木板材に地表のラインを鉛筆で当たってから再度取り出し、電動糸鋸で板材を切り出します。

再度組み立て、木工用ボンドで接着し、表層に「かる~いねんど」を塗りつけ地表の表情を付けます。

乾燥後、枠にまんべんなくペーパーを当て、オイルステイン→乾燥→クリア塗装→乾燥→研磨→クリア塗装・・・と、研磨塗装を繰り返しまして、乾燥後、枠をマスキング、懐かしの「タミヤ3Dスプレー」を超厚い吹きして、「乾燥してひび割れ、砂漠化しつつある地表」を再現します。そのままでは単調なので、アクリルガッシュで表情、陰影を付けて落ち着かせました。

Rimg0090 最終的にこうなりました。

次回は本体と塗装について。

つづく

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1:24バーグラリードッグ(孤影・小説版)②

引き続き、制作記である。

Rimg0061 バーグラリー・ドッグの背嚢は、パラシュートザックを改造して制作している。フックは独自解釈。ミサイルポッドはWAVE製の「ザ・ラスト・レッドショルダー」版の物を使用。後にAN製品のカメラ付き弾頭を装着する。ガトリングは、孤影再び・劇場版とは形状が違うのだが、基部はスクラッチ、AN製品の4連ガトリングをはめ込める様にしている。(着脱可能)

Rimg0063 スモークディスチャージャーとヘビーマシンガンのショーとバレルもAN製品。

腕部はWAVEの「ペールゼン・ファイルズ」版を使用。ナックルと肩のシャックル基部を新造、肩アーマーはエポキシパテで裏打ちして強化、貫通口を介してアームに取り付け、シャックルで留める方式に変更している。

この後、AN新製品のリベットを打って行くのだが、新しい物はより扁平で、ボトムズのキットによりシックリくるのでお勧めだ。

Rimg0009 胴体は腹部で一旦分割して腹を3mm程延長。股関節は1軸化して強化し、太もも幅詰め、短縮しつつ、内部にボークス製可動ユニットを組み込んでいる。

膝から下はWAVE製品ではなく、2002年頃(うろ覚えですまない)WFで買ったイベント品でサクライ総統原型の「嚇奕」版の改造パーツである。これを孤影版に改造して使用している。

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2012年5月14日 (月曜日)

1:24バーグラリードッグ(孤影・小説版)①

と、云う訳で、アドラースネストさんの製品をご提供いただき、1:24スケールのスコープドッグをベースキットとして、孤影再び(小説版)想定のバーグラリードッグを作りました。

さて、まずプラキット(WAVE)に手を加えていきます。

Rimg0059 あくまで個人的な感覚なのですが、アーマード・トルーパーは「デカアタマ」「ゴリラ体系」が好みで、頭部に関しては旧金型(旧タカラ)時代の頭部の大きさが好みです。

ですので、その扁平アタマを嵩上げ加工しました。4mm分の丸く切ったプラ板で「半球形」に近づけます。この時注意すべきはバイザー基部(耳)のポジション設定。

Rimg0060 切り離した「耳」を再度固定する際、顔(バイザー)が上手く可動する位置を仮組を繰り返して特定するのです。伴って頭部の開口具合とバイザーの形や大きさを調整してやる必要もあります。顎の部分はレジンブロックを張り付けて成型、こちらも4mm弱延長しています。カメラは極小ビスで取りつけ、塗装後に組み付けられる様にしてから、バイザー内側に0.3mmプラ板をはめ込めるようにします。これも接着せずに着脱可能なように調整します。

Rimg0117_2 前回記事と同じ画像になりますが、完成時の顔や頭の印象が変わっている事にお気づきでしょうか?

つづく

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第51回静岡ホビーショーに向けて

超久々の更新となりますが、最近は原型製作とか、某誌用作例とか色々作っています。何作ってるとか言えないのですが暫らくアジトに籠っていました。

さて、今週は第51回静岡ホビーショーが開催されますが、実はアドラーズネストさんのお誘いで、1:24スケールのスコープドッグ作例を制作し、ブースで展示して戴く事になりました。

オイラ本人は仕事の関係で現場に赴く事が出来なくなってしまいましたが、作品は4月中に制作し、既にお預けしております。

Rimg0117 と、云う訳で、会期まで数回に分けて制作記を載せていこうと思いますので、宜しくです。ハイ

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